ドル95.15円付近、ムンバイ同時攻撃でドルロング解消進む

              ドル/円    ユーロ/ドル   ユーロ/円
正午現在   95.17/22  1.2920/25  122.97/03
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 ドルは95.15円付近できょうの安値圏を推移している。きょうの東京市場は、海外市場が感謝祭の休日で参加者が細ることが予想されるなかで、ポジション調整を中心とした流れになっている。  インドの商業都市ムンバイで26日夜に起きた同時攻撃について、警察当局は、死者数がさらに増えて少なくとも101人になったことを明らかにした。うち6人が外国人という。  「ムンバイのニュースは、新規のドル売りを誘発したというよりは、ドル・ロングだった一部の短期筋の投げ(ポジション解消のドル売り)を加速した」(外銀)との声も聞かれる。  薄商いの市場では、95円を大きく割り込む推進力に欠ける一方で、本邦輸入業者などのドルの買い手も、94円前半までは「触手を動かさない」(邦銀)もようで、ドルは95円前半でこう着状態となっている。     <11:20> ユーロ122円後半へ軟化、ECBが12月に50bpの追加利下げとの見方    ユーロは122.83/89円と午前の安値付近で取引されている。  ロイター調査によると、欧州中央銀行(ECB)は12月4日の理事会で主要政策金利を少なくとも50べーシスポイント(bp)引き下げると予想されている。景気後退からの脱却を狙う中、インフレ低下で利下げ余地ができたとみられている。  エコノミスト81人のうち56人は現在の3.25%から50bpの追加利下げを見込んでいる。24人は75bpまたは100bpの利下げ、1人が25bpの利下げとの予想を示した。

 


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