東証後場寄り、やや下げ渋る [経済]

東証後場寄り、やや下げ渋る 香港株高など支え、8400円台回復
 1日後場寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価はやや下げ渋っている。前週末からの下げ幅は100円程度で、8400円台を回復する場面も見られた。香港ハンセン指数の上昇などが相場を下支えする半面、今のところ景気に対する先行き不透明感から戻りは限られている。東証株価指数(TOPIX)は10ポイント前後下落している。
 後場寄り前の大口成り行き注文は売りが概算で820万株、買いが1570万株で、差し引き750万株の買い越し。前引け後の東証の立会外取引で、バスケットは246億円成立した。売り買いはほぼ均衡と見られている。
 12時45分時点の東証一部の売買代金は概算で5829億円、売買高は8億1633万株。値下がり銘柄数が1213、値上がり銘柄数は403、変わらずは90だった。
 個別銘柄は、資生堂や良品計画が安く、国際石開帝石や石油資源も下落している。半面、三井物や三菱商、NTTが前場高値を上回った。パナソニックがしっかり。前場に安かった三洋電は上昇に転じている。


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